コバノランタナ(2015.6.30)

クマツヅラ科の半つる性の花。和名は、西洋山丹花(セイヨウサンタンカ)と。
名前にランタナと入っていますが、通常のランタナとは別物です。

通常のランタナは、時間の経過に伴って色を変えるのですが、この種は、薄紫の単色です。
また香りも有ります。
ランタナよりも耐寒性がありますが、流石に霜には弱く、細い小枝は枯れてしまいます。
葉を落としても、春先には、根下から芽吹き再び花を咲かせてくれます。
花期は、初夏から秋までの長い期間楽しませてくれます。
秋には葉がワインレッドに紅葉し小花も色が濃く見え、一番美しく感じるかも知れません。
咲き終わった後は、緑色の玉状の実が出来、その中に黒い種ができます。
実生で増やしたことは有りませんが、挿し木が容易に出来ます。
挿し木は、5-7月が適正期でしょう。

半つる状ですので、小枝を垂らしてみるのも楽しいかもしれません。
こちらは、鉢に3株程植えています。
もう少し脇芽を剪定すると、花ボンボリのような理想的な形に出来上がるのですが…
こちらは、黄花ランタナ
初代ランタナが冬の寒さで枯れてしまったため、また買い求めました。
どのように咲くのか・・・ただいま経過観察中です

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